最終更新日:2010/09/03

FXのリスク

FXは、ハイリスク・ハイリターンの取引と言われます。
外国為替相場という変動相場制を元に取引が行われ、為替レートが
常に安定しているとは言えないからです。

また、FXは、外国為替証拠金取引と言われるように、FX業者に
証拠金という一種の担保金を収めることで、取引が行われます。
為替レートの流れによっては、証拠金の追加を求められたりします。

さらに、レバレッジという「てこの原理」を利用した取引もできるため、
少額の証拠金で、大きな利益を得ることができ、反対に大損をしてしまう
危険性もあります。FXする女性

しかし、これらの他に、FXには、潜在的なリスクが存在しています。
以下、代表的なFXのリスクになります。

まず最初に、為替変動リスクが挙げられます。
1ドル100円の時の総額が20万円として、為替レートが1ドル90円になると
総額が18万円になってしまいます。反対に、1ドルが110円になれば、総額22万円になります。
為替変動リスクとは、こういう資産価値の変動になります。

次に、流動性リスクがあります。
先の例でいえば、1ドル100円の時の20万円を1ドル90円で換金すれば、
総額18万円となり、一気に2万円の損失になることなどを表しています。

これも為替相場の変動に伴うリスクであり、換金した資産が、減額されて
しまうリスクになります。

続いて、信用リスクがあります。これは、FX業者等への信用度になります。
最近では、FX業者が倒産した場合、支払った証拠金が返還される制度が
あります、しかし、破産資産として、債権者に分配されてしまう可能性が
残されています。

信用リスクとは、一般的なビジネスにも通じる、取引業者の経営自体への
信用度リスクとも、言うことができるでしょう。
以上、FX取引における代表的なリスクになります。

金利変動によるFXのリスク

FXの潜在的なリスクとして、為替変動リスク、流動性リスク、信用性リスクが
代表的なものになりますが、金利変動リスクも、それらの中に入ります。

FXは通貨自体からの利益を得ると同時に、金利からの利益も得ています。
外国為替の通貨が変動しているのと同じように、当然金利も常に変化しています。

金利変動リスクとは、こういう変動性のある金利に伴ったリスクになります。
FXには、金利から収益を上げるものとして、スワップポイントがあります。

例えば、金利の安い円を売って、金利の高いポンドを買い、その金利差で
利益を得ることです。FXに成功した男性

金利は、365日支払われるため、確実な収益になり、また、場合によっては、
その金額が大きくなります。

FX取引の魅力のひとつとも言えます。
しかし、FXは2国間の通貨の取引であり、思わぬ事態等に影響を受ける場合が、
大きくなります。

国家政策や社会情勢などにより、取引国の金利政策が変えられ、期待通りの
金利を受け取れなくなる場合があります。

また、あまり人気のない通貨の需要が下がると、当然その通貨価値自体が
下がってしまいます。それとともに金利も下がり、多くの投資家は金利の高い
通貨を買おうとします。

すると、通貨自体の価値が減少し、さらに金利も減少してしまうため、
金利で得る利益よりも、支払い自体の額の方が大きくなり、結局損をしてしまう
という悪循環に陥る場合があります。

FX取引を行おうとする場合は、こういうリスクを常に頭に入れておくことが
重要になるでしょう。